【IT技術者】効率的な仕事の進め方【その仕事もっと早く終わらせます!】

0.はじめに


初めまして、株式会社テイクーワンのK.Mです。

今回はテクニカルな話ではなく、
どのIT技術者にも関係する「効率的な仕事」についてお話したいと思います。

 ● 集中して仕事を片付けたいのに、中々終わらない・・・😭
 ● いつも締切に追われてしまっている・・・😭
 ● どうして失敗ばかりしてしまうのか・・・😭

ひょっとすると、この記事があなたの助けになるかもしれません。
今回、見直すべきポイントを「3つ」に絞って解説したいと思います。


1.時間泥棒を探す

もし プロのアスリート なら
大会でベストな成績を出すために、練習はかかせません。
もちろん練習の一環として、体重管理や筋肉量測定も行います。
つまるところ、まずは「測る」ことが、パフォーマンスを上げる為の目安になるのです。

では IT技術者 の場合はどうでしょうか
実はまったく同じです!
効率的に仕事をするために、
何にどれだけ「時間」を使っているのか測定して、知る必要があります。

 ○○作業に15分 
 ○○作業に30分 
 ○○作業に1時間 
 ○○作業に4時間 ・・・

測定が終わったら、検証を行います。

 ● 品質を上げるべき作業に、正当な時間を使えていますか。🤔
 ● 重要ではない急ぎでもない作業に、多くの時間を使いすぎていませんか。🤔

このようにして「時間泥棒」を見つけ、
仕事に振り回されるのではなく、
仕事をコントロールすることが、効率的な仕事につながるのです!


2.仕事を細分化する

「ある製品をテストする」ことを考えてみましょう

 いつまでに完了する必要があるか。
 テストデータは必要か。どのように作成するか。
 どのように打鍵してテストするか。
 どんな結果が欲しいのか。 ・・・

一口にテストと言っても、その中身は千差万別です。
このような仕事を見切り発車で行っても、その結末は、たいてい酷いことになります。

プロジェクト管理には
WBS(Work Breakdown Structure)と呼ばれる手法があります。
すべての仕事を細分化して、スケジュールやタスクを明確にすることで
作業漏れがなく、タスク遅延時のフォローまで考慮できるようになります。

このように仕事を可視化できれば、効率的な仕事につながります!


3.品質を向上させる

「時間泥棒」に対処して、「仕事を細分化」して、
あまった時間をどのように使うべきでしょうか

最もやってはいけないことは、新しい仕事に着手することです。

可能な限り、作業の振り返りに使ってください。
どんなに早く作業を終わらせたとしても
1つでもミスがあれば、作業全体に疑惑がかかります。

「セルフチェック」することで
自分自身を助け、お客様の信頼を獲得し、品質向上につながります。
やって得することばかりで、損することはありません!



次に同じ仕事が来ても、効率良く作業できますか?

もし、メジャー(頻度の高い)仕事を完了させたのなら

→「作業効率化」のチャンスです。
 時間がかかる作業、負荷の高い作業を、優先的に改善しましょう。
 その仕事の頻度が高ければ高いほど、効果は抜群です。

もし、マイナー(頻度の低い)仕事を完了させたのなら

→「マニュアル化」のチャンスです。
 こういった仕事は、忘れたころに、また同じ仕事にやってきます。
 1から手順を調べ直すほど無駄な時間はありません。今のうちに記録しておきましょう。

今の仕事より、未来の仕事を減らす方がはるかに簡単なのです。


4.最後に


今回の記事はいかがだったでしょうか。

もっともっと書きたいことはあるのですが・・・
長く書きすぎても、読者の負担になるので、今回はここで切ります。

「テイク-ワン技術ブログ」をお読み頂き、ありがとうございます。
また次回、お会いしましょう!


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