Systemwalkerって何?
株式会社テイクーワンのA.Aです。
今回は、私が勤務する職場で利用している「Systemwalker」というソフトウェアについて、私の普段の業務でかかわる部分を中心にご紹介します。
Systemwalkerとは
富士通様から提供されている、ICTシステムの統合運用管理を行うソフトウェアのブランド総称です。
業務やサーバーの改廃に対しても、これまでと同じスキルでシステムを継続利用できる事を目的にしています。
ライフサイクル管理を行う「Systemwalker Centric Manager」を中心に、ジョブ管理、性能監視、リモート操作など、全部で7つの製品があり、業務に応じてこれらを組み合わせて利用します。
Systemwalker Centric Managerの役割
数ある製品の中心となる「Systemwalker Centric Manager」には、業務やサーバーの状況が正常かどうか、トラブルが発生していれば、それがどの様なトラブルなのかを可視化させて、安定した運用につなげる、という役割があります。
私の職場では、複数の業務を同時に監視する必要があるのですが、このソフトウェアを利用することで、トラブル対応を迅速に行える体制を整えています。
その他の製品について
Systemwalker Operation Manager
定期的に行う処理(疎通確認、バックアップ、サーバーの電源オフ・オンなど)のスケジュール・監視・操作を自動化させる役割を持つソフトウェアです。
自動化させることで、処理の状況監視を容易に行う事を可能としています。
Systemwalker Live Help
顧客側に設置したサーバーといった、遠隔地のサーバーのリモート操作を行うためのソフトウェアです。
遠隔地で発生したトラブルに対しても、このソフトウェアを用いて迅速に対応する事が可能です。
他にも…
「Systemwalker」には、性能監視の可視化を目的にした「Quality Coordinator」や、Oracleデータベースの監視に特化した「Systemwalker for Oracle」などの製品があります。
また、職場のパソコンやネットワーク機器のセキュリティ管理を目的とした「Desktopシリーズ」という製品もあります。
おわりに
ICTシステムの環境は、日々激しい変化を続けていますが、この「Systemwalker」はそうした環境変化にも対応したソフトウェアと言えます。今後、この業界に携わる事があれば、このソフトウェアに触れる機会もあるかもしれません。興味が湧いた方は、以下の紹介ページも参考にしてください。
富士通様によるSystemwalkerの紹介ページ
https://www.fujitsu.com/jp/products/software/middleware/business-middleware/systemwalker/